待合室のBGMについて

 医療施設の待合室において、BGMがあったほうがよいかどうかは意見が異なるところです。公立の施設ではBGMのないところが多く、私立の施設ではBGMを流しているところが多いように思います。

 患者さんは、これからどのような展開になるかわからない時に、待合室で座っているのは不安で緊張するものです。クリニックの雰囲気を明るくして、患者さんの緊張や不安を少しでも和らげて差し上げるために、また診察室の会話が漏れ聞こえる可能性を減らすために、さらには個人的に音楽が好きなこともあり、小田原甲状腺クリニックでは待合室でのBGMを採用しています。

 選曲や音量については今後も検討していきたいと思っています。また、著作権使用料についてはきちんとしておきたいと考え、JASRACに問い合わせたところ、BGMに使用した楽曲の著作権使用料の申告は医療施設においては不要とのことでした(参考に、この規模の店舗でのBGMのJASRACへの著作権使用料は年間6,000円、1曲あたり2円とありました)。

 

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